鍛錬について

 

子どもたちが毎日鍛錬することによって、健康な体づくりをし

寒さや暑さなど気温の変化にも敏感に適応し病気にかかりにくい、

またかかっても早くに回復する抵抗力をつけていくことが鍛錬の目的です。

また鍛錬は体を丈夫にするだけではなく

肉体的刺激を通じて大脳をはじめとする神経系全体の発達をうながします。

鍛錬をすすめるについても子どもたちが健康で順調に育っているか

栄養状態はよいか

といった基礎の上に立って行うことが大切です。

体調の悪いときに間違った方法で行うと効果がないばかりでなく

かえって体によくない結果にもなりかねません。

子どもたちの体調に留意してすすめていきましょう。

 

北田辺保育園では
生後(入園)1年後までは、ゆっくり慎重に
2年目からは積極的に

鍛錬にとりくんでいます。

 

 

=鍛錬をはじめるにあたって=

1. 個人差を十分に考慮し、たんれんの種類、程度を考えて行う。
2. たんれんは刺激の弱いものから、強いものへ

(空気→水→日光 部分から全身へ 短時間→長時間)

3. たんれんは、決められた場所・決められた時間(午前10じ頃)に毎日行う。 そうしないと、たんれんの効果があらわれにくいし、2週間以上しないと、効果が消えてしまいます。
4. たんれんは楽しく。楽しく行う場合と、そうでない場合を比べてみると、楽しい場合のたんれんの効果が結果的にあがっています。
−−−たんれんは保育園の一方的なとりくみではなく、保護者とともに学習し、合意の上ですすめていきましょう。お休みの日には、家庭でも行って下さい。

 

=また鍛錬は、毎日の生活の中で=

1. 朝、起きた時に窓を開け、冷たい空気に触れる。 冷たい水で顔を洗う。食事の前に手を流水で洗う。 散歩の帰りに、水で足を洗う。 お風呂に入る。 寝る前には、裸になって着がえる。 など、日常生活のリズムをきちんと確立していく中でも手軽に行えます。

 

鍛錬の効果

鍛錬の年間計画

tanren.gif (4829 バイト)
・薄着
空気浴・外気浴と共に温度の変化に対応して丈夫な体をつくる。
・空気・外気浴
刺激がやわらかく作用するので、はじめての鍛錬に適しています。
・日光浴
新陳代謝がさかんになり、血液の組織がよくなり、器官や組織の働きが活発になる。
・水のたんれん
皮膚の血管が、気温の変化に上手に反応でき、抵抗力がつく。
・乾布・湿布まさつ
手・足から始め、心臓に向かって短時間で血管、運動神経の働きをよくする。
・赤ちゃん体操
運動機能を発達させ、諸器官の生理的反応を向上させる。

 

 

社会福祉法人 創の会

北田辺保育園

TEL06-6713-0915