生活表

	特に乳児（0歳児）については、入園前にアンケートをとり、出産時の状況、健康面のこと、離乳食のすすみ具合、生活リズム、その他の様子について生後から現在までの状況をできるだ限り把握するようにしています。
	また最低、入園1週間後ぐらいからは、規定の生活表も記入してもらうようにしています。生後、家庭や集団生活（共同保育所や職場保育所）で様々な育ちをしてきた子どもたちですから、できる限り個々の状況を知っておくことによって保育者も見通しを持って落ち着いて対応ができ、そのことによってしっかりと受け止められ、子どもたちも早くに安定して生活ができるようになっているのではないかと思います。
	こうした入園までのいろいろな取り組みを通して、保護者の方も初めて預ける不安も薄れ、保育園の雰囲気に慣れ、集団の一員としての思いも深まるようです。保育者も保護者と共に子どもたちを受け入れる準備ができます。「説明会では、こんなにいろいろ言われてすることがいっぱいあって・・・しんどいなぁーと気分が重くなったけど、いざやり出してみると、あたり前にやれだしたわ、思ったほど大変なことじゃないね。」と晴々というお母さん。
	荷物のこと、子どものこと、入園してからにことといろいろ心配で電話があったり、訪ねてこられる保護者に繰り返し説明したり、相談にのったり「大丈夫、みんなやってんだから！」と励ましたり。
	保護者と園がこんな取り組みを通して準備をし、いよいよ子どもたちの保育園での生活が始まります。